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ファンケル 年初来安値を更新 今期見通し物足りず

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11日の東京株式市場でファンケル株が急落し、一時、前日比305円(9%)安の3235円を付け年初来安値を更新した。10日に発表した2022年3月期の業績見通しや新中期経営計画が市場の期待に応えられず嫌気された。終値は3245円と安値圏で取引を終えた。日経平均株価が909円安となるなど株式市場で幅広い銘柄に売りが広がるなか、東証1部の値下がり率ランキングで8位に入った。

22年3月期の連結純利益見通しは前期比1%増の81億円と市場予想を下回ったほか、24年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画の数値目標も物足りないと評価された。計画では中国向けサプリメントの販売を強化する方針を打ち出したが「事前の想定通りでサプライズに乏しい印象がある」(国内証券のアナリスト)と受け止められた。

市場では、会社の見通しは保守的だとの見方もある。前期は新型コロナウイルスの感染拡大による渡航制限で、インバウンド(訪日外国人)需要の落ち込みが響いた。同社は今期も回復は見込めないとの想定で計画を立てたが、ワクチンの普及などで回復が早まれば、見直し買いへの期待も高まる。

この日の市場では、米国でのインフレ懸念の強まりを背景に半導体関連などのハイテク株が売られた。SMBC日興証券の太田千尋氏は「嫌気された高バリュエーション株というとハイテク関連が代表例だが、化粧品関連も高い銘柄が多い」と指摘する。この日はコーセーが3%安、ポーラ・オルビスホールディングスが2%安となるなど化粧品銘柄でも売りが広がった。

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