「竹中プラン」から20年 忘れられた金融再生
金融PLUS 金融部長 河浪武史
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小泉純一郎政権による「金融再生プログラム」発動から、2022年でちょうど20年となる。同プログラムは主要銀行に巨額の不良債権処理を迫り、金融システムの安定をなんとか実現した。ただ、金融部門が成長セクターに復することはなく、日本経済再生という最終目的も果たせずじまいだ。どこに誤算があったのか。
「まずは不良債権問題を解決しないと日本経済は前に進まない。小泉首相も同じ考えだった」。当時のキーマンだっ...
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