銀行150年、迫る令和の再々編 投資・運用で第二の創業
金融部長 河浪武史
[有料会員限定]
「銀行は大きな川のようなもの。役に立つこと限りない」。渋沢栄一が1873年に日本最初の銀行、第一国立銀行(現みずほフィナンシャルグループ)を設立して、来年で150年となる。
家計から集めた預金を企業融資に変えて産業を育てる銀行機能は、戦後の高度成長の基盤となった。米政治学者ケント・カルダー氏は、そんな日本を「銀行家の王国」と評してみせた。
「借りておいてあげた」
その没落は著しい。最盛期の19...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。