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クレジットカード、18歳でも申し込み可 親子で金融教育 

ポイント賢者への道(268)

新年度が始まってそろそろ2カ月たちます。この春、クレジットカードにまつわる大きな変化が2つありました。

1つ目が、成人年齢です。3月まで18歳、19歳はクレカを申し込む際に親権者の同意が必要でした。4月から成人年齢が18歳となり、20歳未満でも18歳になれば親権者の同意なしに申し込みすることができるようになりました。

もちろん、審査次第でカードを保有できない場合もありますが、子どもにとっては「自由」でも、親にとっては「不安」の原因になります。知らないうちにカードをつくったり、ローンで商品を買ったりするかもしれません。

2つ目は、高校で金融教育が始まったことです。それまで金融教育を受けていなかった人は、実生活の中で金融について覚えていくしかありませんでしたが、今後は体系的に学習する機会が得られます。クレジットカードの仕組みも理解できるでしょう。

問題は現在の18歳、19歳です。きちんと体系だった金融教育を受けていないにもかかわらず、親権者の同意なしにクレカを申し込めるようになりました。思わぬ債務を抱える可能性があります。

不安を覚えるなら金融庁が高校生向けに公開している「金融経済教育指導教材」を使って一緒に学んでみるのもお勧めです。筆者も含め、金融教育を受けてこなかった人が勉強するのにも役立つ教材です。

クレカだけでなく、投資、金融トラブルなども学ぶことができます。金融庁のウェブサイト(https://www.fsa.go.jp/news/r3/sonota/20220317/20220317.html)から無料で入手でき、動画もあります。

なお、この教材にはポイントについての項目はありません。今後も本コラムで学んでいってください。

菊地崇仁(きくち・たかひと)
札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

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