この記事は会員限定です氷見野良三氏・内田真一氏 日銀副総裁候補の横顔
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氷見野良三氏 国際交渉で経験豊富
日銀の副総裁候補となった氷見野良三氏は国際金融規制を担うバーゼル銀行監督委員会や金融安定理事会で要職を務めた。
氷見野氏は大蔵省（現財務省）に入省し、その後の省庁再編で金融庁に籍を置いた。頭角を現したのは2004年に改定された主要国の銀行を対象にした監督規制「バーゼル2」の交渉。当時は大手銀行が破綻するなど金融危機のさなかだった。規制の厳格化が避けられないなかで...
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