長期金利操作の修正が焦点 市場混乱は逆風か好機か
編集委員 清水功哉
[有料会員限定]
植田和男次期総裁が率いる日銀は、金融政策でどんな出方をするか――。それを占う際の参考情報としては、2月下旬、国会で所信を述べたり、質問に答えたりした際の内容が有用だ。
もちろん、その後起きた米銀シリコンバレーバンク(SVB)破綻をきっかけとする混乱が逆風となり、政策修正の時期が遅れるなどの影響が出る可能性には注意すべきだ。ただし、この混乱は政策に修正を加える好機になり得る逆説的な面も持つ。いずれ...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
関連企業・業界
企業: