銀行の脱年次改革、たそがれ50代こそ焦点
金融PLUS 金融グループ次長 藤川衛
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銀行が人事制度の改革に力を入れている。新卒偏重の採用、年次主義、定年前出向といった独特の雇用慣行が制度疲労を起こしているからだ。若手や中堅を管理職に登用したり、中途採用を拡大したりするなど新たな動きが出てきた。改革の焦点が若手や中堅に向きがちで、シニア活用の視点が足りないといった声が聞かれる。
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