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ダイキン、年初来安値を更新 中期経営計画「物足りず」 

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8日の東京株式市場でダイキン工業株が続落し、一時、前日比1030円(5%)安い2万0150円と年初来安値を付けた。7日に発表した2026年3月期を最終年度とする中期経営計画の内容が物足りないとの見方から、売りが広がった。終値は2万0520円と、同3%超安い水準で取引を終えた。

5月に発表した21年3月期の連結決算は減収減益だった。日経平均株価が大幅下落したタイミングとも重なり、発表翌日には株価が5%下がった。22年3月期は増収増益を見込むが、さらなる成長期待を描けるか、中期経営計画への期待が高まっていた。

7日発表の計画では26年3月期の営業利益を4300億円とした。証券アナリストからは「営業増益ペースは妥当な水準だ」(モルガン・スタンレーMUFG証券の井原芳直氏)との声もあり、目標価格や投資判断の据え置きが多かった。それでも、高まっていた投資家の期待には応えられなかったもようだ。

加えて、24年3月期までの3年間でデジタル分野を含む高水準の投資を見込み、24年3月期の営業利益率が10.5%にとどまることもマイナス材料とみられた。UBS証券の水野晃氏は「市場では経営効率が高い企業と認識されており、大規模投資に関して理解を得るのに時間を要するかもしれない」と指摘した。

株価の先行きについては「一時的な調整にとどまる」(立花証券の島田嘉一氏)との見方がある。島田氏は「新型コロナウイルス禍を受け、換気などの需要はこれからも開拓できる」と指摘し、長期的には成長を見込む。

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