コーヒー豆、1年2カ月ぶり安値圏 新興国通貨安で輸出増
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インスタントコーヒーに使うコーヒー豆(ロブスタ種)の国際価格が下落している。国際指標であるロンドン先物(期近)は1日、1トン1851ドルと1年2カ月ぶりの安値をつけ、その後も上値が重い。主産地であるアジア新興国の通貨安を受けて輸出が増えており、需給が緩むとの思惑から投機筋を中心とした売りが出ているためだ。
先物価格下落の背景に主要生産国の通貨安がある。米連邦準備理事会(FRB)の利上げによる金利...
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