SBI、4〜12月純利益98%減 投資損失拡大 - 日本経済新聞
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SBI、4〜12月純利益98%減 投資損失拡大

SBIホールディングスが7日発表した2022年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比98%減の80億円だった。投資先のベトナムの銀行の株価下落で評価損を計上したほか、暗号資産(仮想通貨)関連の損失も膨らんだ。前年同期に新生銀行(現SBI新生銀行)の子会社化に伴う利益を計上した反動も出た。

SBIはベトナムに上場するTPバンクに約2割出資する。ベトナムの株式市況の悪化に伴いTPバンク株が下落し、保有株の評価損354億円を計上した。投資事業ではほかにも、期中の円高進行により海外の未上場株で評価損が発生した。

経営破綻した仮想通貨交換業大手FTXトレーディング向けの債権の引き当てを計上したことなどにより、暗号資産事業の業績も悪化した。

ネット証券などの金融サービス事業は、前年同期に新生銀行の子会社化で約2000億円の一過性の利益を計上した反動で減益だったが、この影響を除くと増益だった。

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