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5年債利回り、6年ぶりプラスに 0.005%

7日の国内債券市場で幅広い年限の国債利回りが上昇(債券価格は下落)し、新発5年物国債利回りは前週末比0.005%高い0.005%と、日銀がマイナス金利政策導入を決めた2016年1月29日以来6年ぶりにプラス圏に浮上した。良好な米雇用統計を受けて前週末に米国債利回りが上昇した流れが日本にも波及している。

7日の国内債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債も利回りが上昇。一時前週末比0.010%高い0.205%と、2016年1月以来の高水準を付けた。超長期債の売りが目立ち、20年債は0.620%、30年債は0.830%と18年11月以来、40年債は0.875%と18年12月以来の高さで取引された。

背景にあるのが海外市場の金利上昇だ。前週末4日に発表された1月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回り、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが加速するとの思惑が浮上。米10年債利回りは一時1.93%と20年1月以来の高水準を付けた。欧州中央銀行(ECB)の早期利上げ観測から欧州市場でも利回り上昇が目立つ。

もっとも7日の国内市場では10年債を中心に押し目買いが入り、10年債利回りは前週末から横ばいの0.195%まで押し戻される場面があった。みずほ証券の丹治倫敦チーフ債券ストラテジストは「日銀が上限として示している0.25%が近づくにつれ、10年債利回りは上がりづらくなる」とみている。

5年債は担保として銀行など金融機関の需要が大きいとされ、5年債利回りのプラス圏への浮上は金融機関の収益改善につながるとの見方も広がった。7日の東京株式市場では銀行株への買いが目立ち、業種別日経平均株価36業種のうち銀行の上昇率が2番目に高い1.9%となった。

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