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アルプスアルパイン、一時5%安 業績下方修正を嫌気

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7日の東京株式市場で電子部品大手のアルプスアルパイン株が続落した。一時前日比5%(67円)安の1397円と、約1カ月ぶりの安値をつけた。6日に2021年3月期の連結最終損益が赤字になったようだと発表した。車載用電子部品の不具合に伴い特別損失を計上する。業績の悪化を受けて売りが増えた。

売り一巡後は買いも入って下げ渋り、終値は1%(14円)安の1450円だった。売り買いが交錯し、売買代金は前日から約6割増えた。

過去に製造・販売した一部の車載用部品を自動車に組み入れた際、不具合が生じたという。関連の特損額は68億円で、連結最終損益は45億円の赤字(前の期は40億円の赤字)を見込む。従来予想は30億円の黒字だった。

新型コロナウイルスの感染拡大による自動車市場の下振れの影響は会社側の想定より小さく、売上高と営業利益、経常利益はそれぞれ上方修正した。この修正幅が市場の予想には届かなかったことも、売りを誘う要因になった。

もっとも足元では円安・ドル高基調が続き、輸出関連銘柄のアルプスアルパイン株には追い風になる。海外では新型コロナのワクチン接種も進み、海外向けの部品販売は好調に推移するとみられ、先行きへの警戒感は後退している。品質問題に関しても同社は「費用が現在の想定以上に拡大することはない」との見通しを示した。

一方、市場では「半導体不足がしばらく続くと、ネガティブな影響を受ける可能性がある」(国内証券のアナリスト)との声も聞かれた。

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