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円、一時144円台に下落 24年ぶり安値を更新

(更新)
【この記事のポイント】
・139円前後で推移した8月末から1週間で5円下落
・日米の金融政策の方向性の違いが円売り材料に
・財務相「最近の動きはやや急速で一方的」

7日の外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル=144円台を付けた。1998年8月以来およそ24年ぶりの円安水準。今週はオーストラリア、カナダ、欧州など主要国の金融政策を決める会合が相次ぎ、大規模な金融緩和を続ける日銀に焦点が当たりやすくなっている。国内勢のドル需要が増しており、円の一段安を警戒する声も増えている。

円は8月末には139円前後で推移しており、1週間で5円下落した。鈴木俊一財務相が「最近の動きはやや急速で一方的だ」と円安をけん制したものの、介入を匂わせるなど踏み込んだ発言ではないとの見方から円売り材料視された。日銀が金利上昇を抑えるために通常の国債買い入れオペ(公開市場操作)を増額したことも、日米の金融政策の方向性の違いを意識させた。

通貨オプション市場で需給の偏りを示す「リスクリバーサル」は1週間物~5年物までが円安を示唆する「円売り超過」となっており、一段と下落するとの警戒感が強まっている。

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