「高根の花」銘柄が活況 東証要請で株式分割に期待
井口耕佑
(更新) [有料会員限定]
最小投資単位が大きい「値がさ株」が買われている。東京証券取引所が投資単位が大きい企業に単位引き下げを求め、株式分割に期待が高まっているためだ。個人が買いやすくなれば、少額投資非課税制度(NISA)を使った個人の安定株主が増え、株価を下支えするとの見方だ。先んじて分割した任天堂株は堅調に推移する。次の任天堂を探すべく、個人を先回りした物色が広がる。
ニトリホールディングス5.9%高、コーセー3.4...

株式市場の日々の動きと要因、見通しなどを緻密な取材を元にわかりやすく分析、解説します。