米アッヴィ、上場来高値圏　割安・高配当に安心感

米製薬大手アッヴィの株価が好調だ。5日に135.87ドルまで上昇し上場来高値圏で推移する。新型コロナウイルスワクチンの開発期待が一服し、製薬企業の株価が軟調になる中、割安感や高配当を手がかりに資金が向かっている。一段高には新薬開発など収益源の多角化を求める声もある。

アッヴィは関節リウマチ薬「ヒュミラ」など、患者数が少ない希少疾患治療薬を手がける。米国での売り上げが好調で、QUICK・ファクトセ...