米国債、信用リスク意識 議会混迷でCDS10年ぶり高水準
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米国債市場で債務不履行(デフォルト)への警戒が高まっている。デフォルトに備えるデリバティブ(金融派生商品)、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)の保証料率は2013年以来の水準に上昇した。米政府の債務残高が上限に達し、国債の償還や利払いが滞りかねないとの懸念が出ている。連邦議会下院で多数の野党・共和党が党内に保守強硬派を抱え、債務上限の引き上げ承認が想定以上に手間取る可能性もある。
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