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ANA、1カ月ぶり高値 需要回復で黒字化に期待

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6日の東京株式市場でANAホールディングス(HD)株が一時、前営業日(4月30日)比99.5円(4%)高い2604.5円と、1カ月ぶりの高値をつけた。4月30日に2022年3月期の連結最終損益が35億円の黒字になる見通しを発表したことを好感した買いが集まった。引けにかけ伸び悩み終値は1%高の2536円だった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って旅客需要が落ち込み、21年3月期の連結最終損益は4046億円の赤字だった。ただ新型コロナのワクチン接種が進むにつれて世界では行動制限の緩和の動きもみられる。同社では7月以降に国内線の旅客数が回復し始め、期末にはコロナ感染拡大前の水準に戻ると予想。国際線は今期末時点ではコロナ前の5割程度の回復にとどまるが、23年度末にコロナ前の水準に戻るとみる。

株式市場は事業構造の改革にも注目する。グローバルな電子商取引の好調もあり、国際貨物は20年度に過去最高の売上高(1605億円)を記録した。新たな貨物便を米ロサンゼルスに就航させるほか、すべての貨物専用機を需要が旺盛な成田空港の発着路線とし、21年度はさらに増収を目指す。人件費の抑制などにも引き続き取り組む。

SMBC日興証券のアナリスト、川嶋宏樹氏は4月30日付リポートで「22年3月期の計画は黒字化への強い意気込みが示された」と評価した。一方でコロナの変異種の感染拡大による業績への影響を指摘する見方もある。緊急事態宣言の延長の動きなどもあり、不透明要因は多い。ワクチン接種の進捗状況も株価の行方を左右しそうだ。

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