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エネルギー需要回復、MLP投信が持ち直す

投信ランキング

昨年のコロナ・ショックの原油相場下落から低迷していたMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)の価格が大きく持ち直している。MLPは米国の金融商品取引所に上場しており、不動産の賃料収入を収益源とするREIT(不動産投資信託)のような金融商品だ。多くはガスやオイルなどの通過量に対し一定の手数料を取るため、収益は比較的安定している。

代表的な指数であるAlerian MLP Index (アレリアンMLP指数)を見ると、8月末時点の年初来リターンは約35%で、NYダウや日経平均を大きく上回った。新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、世界各国が経済活動の正常化に動き出したことでエネルギー需要の増加期待から買われた。

国内公募の追加型株式投資信託(ラップ専用、ETF除く)のうちMLPを主な投資対象とするファンドの直近1年間のリターンをランキングした。

首位は「米国エネルギー・ハイインカム・ファンド<愛称:エネハイ>」の64.79%。MLP指数の投資成果獲得を目的とするパフォーマンス連動債を通じて、成長が期待されるエネルギー関連のインフラ事業に投資するMLPで運用する。

2位以下のファンドもMLPの値上がりを受けて、40%以上の高いリターンを出した。

日本ではあまり普及していないMLP投資であるが、7月末時点での予想配当利回りは7%以上で米長期金利よりも高い。MLPは値上り益だけでなく高い配当収益も期待できるため、投資信託の投資対象として一時はブームだった。

(QUICK資産運用研究所 小山乃正)

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