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8月の投信、9カ月連続の資金流入超過

8月の国内公募追加型株式投資信託(ETF=上場投資信託を除く)の資金動向は、設定額から解約額を差し引いて6550億円の資金流入超だった(QUICK資産運用研究所推計、償還額を考慮しない)。前月の9240億円(確報値)を下回ったものの、9カ月連続で設定額が解約額を上回った。

投資対象の資産別(QUICK独自の分類)では、海外株式型やバランス型などへの資金流入が続いた。一方、不動産投資信託(REIT)に投資するタイプや海外債券型からは資金が流出した。

個別ファンドでみると、資金流入額(推計値)の上位には基準価格に応じて支払う分配金額があらかじめ決まっている「予想分配金提示型」や、つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)対象への資金流入が目立った。

流入超過額が最も多かったのは、アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」で923億円だった。6位と7位にも同じシリーズのファンドが入った。

三菱UFJ国際投信が展開する低コストのインデックス型(指数連動型)シリーズの一つで、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が2位にランクイン。つみたてNISA対象のファンドで、2018年7月の設定から月次ベースで資金流入が続いている。同シリーズの「全世界株式(オール・カントリー)」も9位だった。

一方、流出超過額が最も多かったのは、東京海上アセットマネジメントの「東京海上セレクション・外国株式インデックス」の217億円。日本を除く先進国の主要株式を対象とした「MSCIコクサイ指数(円ヘッジなし・円ベース)」への連動を目指すファンドで、月次ベースで資金が流出するのは15年6月以来となる。大口の解約が出たとみられる。

2位は、日興アセットマネジメントが運用する「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド<愛称:ゼロ・コンタクト>」。月次ベースの流出超過は3カ月連続。3位も同社の「グローバル・プロスペクティブ・ファンド<愛称:イノベーティブ・フューチャー>」で、5カ月連続の流出超過だった。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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