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SMBC日興・近藤社長が陳謝 「内部管理体制に不備」

(更新)

SMBC日興証券の近藤雄一郎社長は5日午後に都内で記者会見し、同社の幹部らが相場操縦疑惑で逮捕されたことを受けて「市場の公正性を確保する証券会社の立場でこのような事態を引き起こしたことを改めておわびする」と陳謝した。不正な取引を防止する内部管理体制が不十分だったことを認め、売買管理などの陣容を22人と2020年末に比べて約6割増やしたことを明らかにした。複数の銘柄について「市場の公正性に疑問を生じさせる自己勘定の売買が確認された。控えるべきだった」などと語った。

近藤社長は「社長として非常に重く受け止め、深く反省している」と話した。自らの進退を巡っては「改善策を行うとともに信頼の回復に全力で努めることがわたしの責任だと認識している」とした。

外部の弁護士3人から構成される調査委員会を設置し、事件の事実関係の調査と原因の把握を急ぐ。疑惑の対象となっている「ブロックオファー」については、新規案件の受け付けを停止していると明らかにした。

東京地検特捜部は4日、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で同社専務執行役員ら4人を逮捕した。株式市場の門番でもある大手証券会社の幹部が、市場の公正をゆがめる相場操縦の容疑で逮捕されるのは極めて異例のことだ。

金商法の相場操縦罪には法人の刑事責任を問う両罰規定もある。近藤社長は「起訴となれば、法人として弊社も法的な責任を追及され、金融商品取引業者としての処分を受けることになると認識している」と話した。

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