サケ1割・ブリ3割高、秋が旬の魚の卸値上昇 円安余波も
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秋に旬を迎えた魚が高値で推移している。国産の秋サケの卸値は前年同期比1割高い。不漁年が連続して冷凍や塩漬けといった加工用が品薄になったうえ、円安で海外産が高騰した影響もある。ブリも3割高いほか、サンマは小ぶりなものが多い。今秋に食品値上げがラッシュを迎えるなか、水産流通の現場では価格転嫁に頭を悩ます。
秋になると産卵のために北海道や東北の川に帰る秋サケは、シロサケと呼ぶ魚種だ。豊洲市場(東京・江...

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。