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円、一時108円台に上昇 米金利低下で2カ月ぶり

円高・ドル安が進んでいる。4日の東京外国為替市場で円相場は一時、1ドル=108円台後半まで上昇した。前日の海外市場で付けた5月下旬以来およそ2カ月ぶりの高値と同水準で推移。新型コロナウイルスの感染再拡大で米国経済の先行き不透明感が強まり、米長期金利が低下(債券価格が上昇)している。日米金利差の縮小観測から投資家の円買い・ドル売りが優勢だ。

米長期金利の指標になる米10年物国債の利回りは1.1%台と2週間ぶりの低水準で推移する。感染力の強い新型コロナのインド型(デルタ型)が拡大するなか、市場で米国経済への回復期待が後退。投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全資産とされる米国債を買う動きが続いている。

米金利低下を受けて、外為市場ではドル安圧力の高まりから円高に振れやすくなっている。円相場は7月上旬に一時、1ドル=111円台半ばと2020年3月以来の水準まで下落していたが、足元では一転している。

もっとも、円相場の上値も重い。4日の東京市場では109円ちょうどを挟んだ展開になり、円高・ドル安の流れは続かなかった。クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長は「米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を前倒しするとの警戒も根強いため円相場の高値圏では円売りも出やすい」と指摘する。

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