「パウエル・プット」不在再び 年末株安を恐れる投資家
大西康平
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株式市場で投資家が守りの姿勢を崩せずにいる。日経平均は足元の急落による割安感から買い場にもみえるが、利益を稼ぐ力の確度が高い「クオリティー株」への打診買いにとどまる。悪材料が出ても米連邦準備理事会(FRB)が緩和姿勢で相場を支える「パウエル・プット」の不在が2018年以来再び意識され、年末株安への警戒感も出る。
3日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比276円(1%)高の2万8029円で引けた...

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