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ケーズHD株、6%安 巣ごもりの家電需要が一服

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3日の東京株式市場で家電量販店大手のケーズホールディングス(HD)株が一時、前日比86円(6.5%)安い1242円まで下げた。2日に発表した2021年4~6月期の連結決算が減収減益となり、巣ごもりによる家電需要の一服を嫌気した投資家の売りが集まった。

終値は81円(6.1%)安い1247円だった。3月23日に1594円の年初来高値をつけて以降、4月からは上値の重い展開が続いている。

21年4~6月期の純利益は前年同期比26%減の84億円だった。昨年は新型コロナウイルス禍で1人当たり10万円の「特別定額給付金」や在宅勤務の普及などが家電需要を押し上げ、21年3月期の連結純利益は過去最高となった。家電は一度買い替えると当分は需要が落ち着くため、前年の反動減を踏まえ22年3月期は減収減益を見込む。

「新型コロナからの経済回復を踏まえれば、国内でも将来的に耐久消費財からサービスへの需要シフトが加速する」(岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト)ことも考えられ、市場は直近の決算発表を受け改めて売り姿勢を強めた。

世界的な半導体不足も懸念材料だ。「家電への影響は限定的だが、注視する必要はある」と岡三の松本氏は指摘する。

「市場はすでに反動減を把握しており、さらに株価が下がることは考えにくい」(JPモルガン証券の村田大郎シニアアナリスト)という声もある。PER(株価収益率)も8倍程度と割高感は乏しい。ただ当面は買い材料に乏しく、株価が反発局面になるにはなお時間がかかりそうだ。

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