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日立、一時6%高 DX好調で上方修正好感

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2日の東京株式市場で日立製作所株が大幅反発し、一時前日比417円(6%)高の7123円と約1カ月半ぶりの高値を付けた。1日に2023年3月期の業績見通し(国際会計基準)を上方修正し、市場予想を上回る利益を見込む。好調なデジタルトランスフォーメーション(DX)関連事業の成長を期待した買いを集めた。

終値は301円(4%)高の7007円。売買代金は前日の2倍以上に膨らんだ。1日に23年3月期通期の連結純利益予想を、前期比8%増の6300億円と従来予想から300億円上方修正。市場予想平均であるQUICKコンセンサスの6130億円(1月30日時点、14社平均)も上回った。

DX関連事業「ルマーダ」がけん引する。海外の大手企業からの受注も獲得し、今期の同事業の売上高は前期比36%増を見込む。松井証券の窪田朋一郎氏は「大企業の需要が堅調なデジタルインフラの提供を推進し、安定収益を見込めるビジネスモデルを構築している」と指摘する。

再生可能エネルギー関連事業の拡大を期待する声も多い。岩井コスモ証券の川崎朝映氏は「欧米やアジアで送電線網などの事業拡大を続けている。中長期的な業績成長が期待できる」とみている。

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