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日本製鋼所、一時7%高 EV向け装置の需要期待

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2日の東京株式市場で日本製鋼所株が一時、前日比195円(7%)高い3030円をつけた。世界的に脱炭素の機運が高まる中、電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池に必要な樹脂製品の製造装置の需要増を期待した買いが集まった。

終値は185円(7%)高の3020円だった。同社株は5月14日に年初来安値をつけたあと、足元で再び上昇基調に戻っている。

リチウムイオン電池に必要なフィルムシートの製造装置を手掛ける。新型コロナウイルス禍からの回復に伴う自動車生産の増加に加え、脱炭素に向けた各国の取り組みがEV需要の拡大につながるとの期待が高まり、株価を押し上げている。

2021年3月期は世界的に設備投資を抑制する動きが響き減収減益だった。今期は増収増益の見通しで、連結純利益は前期比60%増の110億円と業績のV字回復を狙う。SMBC日興証券は1日付のリポートで日本製鋼所株の目標株価を3500円から3700円に引き上げた。

巣ごもり需要の増加から家電などの成型機の受注も堅調に推移するとみられる。岩井コスモ証券の清水範一シニアアナリストは「自動車や電化製品など好調が見込まれる分野の需要が伸び、市場の期待も高い」と指摘。PER(株価収益率)は足元で20倍台だが「割高感はそれほどない」という。

一方、半導体不足などの供給制約で減産に踏み切る自動車メーカーも出ている。清水氏は「鉄鉱石などの原材料価格の上昇も続けば自動車需要が減り、株価に影響する可能性もある」と指摘する。

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