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メルカリ、一時2年ぶり安値 米国鈍化など嫌気

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2日の東京株式市場でメルカリ株が一時92円(4%)安の2118円まで下落し、2年ぶりの安値をつけた。これまで非公表だった2022年6月期(今期)の連結最終損益予想を4月28日に発表したが、市場の見込みを上回る赤字幅を嫌気した売りが相次いだ。

22年6月期の連結最終損益は86億円の赤字(前期は57億円の黒字)となる見通し。QUICKコンセンサスは61億円の赤字(4月26日時点、7社)だった。

さらに2つの失望が重なる。一つは成長のドライバーと見込んでいた米国事業の失速だ。インフレによる単価上昇や配送料金の値上げが消費者の慎重姿勢につながっている。流通総額(GMV)の今期の成長率はマイナス3%前後と、従来予想(20%以上のプラス)から大きく引き下げた。

もう一つは国内での不正や詐欺の多発だ。22年1~3月期だけで、フリマ事業におけるクレジットカードの不正利用や、決済サービス「メルペイ」でのフィッシング詐欺で計16億円の補塡が生じた。4~6月期も同程度の費用を見込む。

松井証券の窪田朋一郎氏は「メルペイへの不祥事の波及はセキュリティー体制に対する疑念を抱かせる」と話す。成長期待がはげ落ちるなか、株価底入れには取引の安全性確保が最低条件との指摘が多い。

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