原油100ドル超の新常態 構造変化で地政学リスク響く
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ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに原油相場は1バレル100ドルを超え、米市場ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物が一時116ドルに達した。脱炭素をきっかけに世界の構造が変化し、市場が地政学リスクに左右されやすくなった。今後、高騰がいったん収まる場面があったとしても、いつ何が引き金で次の高騰が起きるか予想しにくい不安定な時代に入っている。
国際エネルギー機関(IEA)が600...
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