富士電機が32年ぶり高値 パワー半導体が成長をけん引
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富士電機の株価が上昇している。世界的な脱炭素や省エネ志向を追い風に電気自動車(EV)などに使うパワー半導体の収益が拡大しているためだ。旺盛な需要に対応するために追加の設備投資も決め、持続的な成長への期待も高まりつつある。
25日午前の東京株式市場で富士電機は反発し、前日比230円(3.9%)高の6120円まで上昇。株式併合考慮後で1990年1月12日以来、およそ32年ぶりの高値を付けた。昨年末か...
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