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投信分配金、5月は引き下げが34本

国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)で、5月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは前月から12本増えて34本だった。投資対象の資産別でみると、先進国株式型と先進国債券型がそれぞれ9本で最も多く、次いで海外不動産投資信託(REIT)型が4本だった。

分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)上位2本は、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」シリーズだった。毎月決算日の前営業日の基準価格に応じて支払う分配金を決める予想分配金提示型で、「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」と「Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」の2本。両ファンドとも5月決算では基準価格が1万1000円台に水準を切り下げたことを受けて、1万口あたりの分配金を300円から200円に引き下げた。

3番目に残高が多かったのは日興アセットマネジメントの「高金利先進国債券オープン(毎月分配型)<愛称:月桂樹>」。1万口あたりの分配金を40円から25円に引き下げた。2016年10月以来の減額で、03年11月に分配金の払い出しを始めてから最低水準となった。03年8月に設定され、かつては残高が5000億円近くあった長寿ファンドだが、15年11月から資金流出傾向が続いている。5月末時点の残高は906億円と、ピーク時の5分の1まで減少している。

一方、分配金を引き上げたファンドは前月から12本減って13本だった。残高が最も多かったのは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「NWQフレキシブル・インカムファンド 為替ヘッジなし(毎月決算型)」。5月25日の決算で、1万口あたりの分配金を30円から80円に引き上げた。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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