投信の資金流入額、三菱UFJ国際が7カ月連続首位
国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の資金動向(推計値)を運用会社別に集計したところ、11月に資金流入額が最も多かったのは三菱UFJ国際投信の1356億円だった。前月(2124億円)からはやや鈍化したものの、高い水準での資金流入が継続しており、7カ月連続で首位に立った。

三菱UFJ国際は低コストのインデックス型(指数連動型)ファンド「eMAXIS Slim」シリーズに資金が集まった。なかでも「米国株式(S&P500)」と「全世界株式(オール・カントリー)」に引き続き資金が流入した。
運用会社別の資金流入額2位は、野村アセットマネジメントの715億円だった。「米国NASDAQオープンAコース」や「野村米国ハイ・イールド債券投信(米ドルコース)毎月分配型」などに資金が集まった。
一方、資金流出額が最も大きかったのはアセットマネジメントOneだった。「日経225ノーロードオープン」や「投資のソムリエ」から資金が流出した。
(QUICK資産運用研究所 竹川睦)