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お任せ運用のロボアド、主要4社の運用成績を比較

投信観測所

個人投資家向けにネットで資産運用プランを提案する「ロボアドバイザー」が日本で普及してきた。最近では新規参入も増え、競争環境が激化している。

預かり資産、ウェルスナビが独走

ロボアドは利用者がネットでいくつかの質問に回答すると、一人ひとりのスタイルに合った資産配分での運用を指南してくれるサービス。国内での本格導入から5年あまりが経ち、運用まで自動化した「投資一任型」はその手軽さから特に人気が高い。

規模で独走しているのはウェルスナビ。昨年末に東証マザーズに上場し、今年11月10日には預かり資産が6000億円を超えた(同社公表値)。投資初心者の利用も増加するなか、実際にどれくらいのパフォーマンスを上げているのか、主要4社の運用実績を比べてみた。

4社とも全期間でプラスのリターン

比較したのはウェルスナビの「WealthNavi」、お金のデザインの「THEO」、楽天証券の「楽ラップ」、マネックス・アセットマネジメントの「ON COMPASS」の4つ。いずれも2016年にサービスを始めた「投資一任型」のロボアドだ。

運営会社の開示データ(円建てベース、コスト控除後)をもとにリスク・リターンを算出し、図Aにまとめた。各社で提供しているコースの数が違うので、リスク水準を便宜上5段階に分け、1年と長期(16年7月末~21年9月末)のパフォーマンスを比べた。「WealthNavi」はこの試算に必要なデータを開示していないため、長期リターンの起点を同社のサービス開始時(16年1月19日)とし、リスクの算出方式も他社と異なる。

4社のリスク・リターンの数値をみると、どのリスク水準と期間でもプラスのリターンを上げたことがわかる。リスクが高いほどリターンが高くなる傾向があった。

「楽ラップ」、運用効率で優位に

視覚的に把握しやすいように、長期のリスク・リターンを分布図にしたのが図Bだ。同じリスク水準で比べたときに、それぞれプロットした位置が上であるほど高いリターンだった(=運用効率が高い)ことを示す。「WealthNavi」のみ計測期間が異なるため単純比較はできないが、同一期間で比べた3社の中では「楽ラップ」の運用効率が高めだった。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)

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