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4月の投信、3459億円の資金流入超過

4月の国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の資金動向は、設定額から解約・償還額を差し引いて3459億円の資金流入超過だった(QUICK資産運用研究所推計)。前月の7533億円(確報値)を大幅に下回ったものの、資金流入が継続している。設定額が解約・償還額を上回るのは17カ月連続。

投資対象の資産別(QUICK独自の分類)でみると、先進国をはじめとする海外株式型や国内株式型、バランス型などに資金が流入した。一方、海外の不動産投資信託(REIT)型や先進国債券型などからは資金が流出した。

個別(ETF、DC・ラップ・SMA専用を除く)でみると、資金流入超過額が最も大きかったのは、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」で、626億円。月間での資金流入ペースはやや鈍化傾向にあるものの、継続して資金が流入している。同シリーズの「Bコース(為替ヘッジなし)」も4位に入った。

2位と3位は三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズがランクイン。「米国株式(S&P500)」が456億円、「全世界株式(オール・カントリー)」が270億円の資金流入超過だった。

5位のキャピタル・インターナショナルが運用する「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」は初のトップ10入りを果たした。2月以降、月次ベースで100億円を超える資金が流入している。このファンドは、2018年1月31日に新規設定され、米国の成長(グロース)株に投資する。販売会社はみずほ証券1社のみ。

一方、資金流出超過額が最も大きかったのは、アセットマネジメントOneの「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」で157億円の流出超過だった。月次ベースでの流出超過は5カ月連続。6位にも同じシリーズの「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」が入った。

2位は三井住友DSアセットマネジメントの「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」。月次ベースで資金が流出するのは2カ月連続。

10位に入った「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」は、19年4月以来、3年ぶりに流出に転じた。ドル円相場の影響を受けないよう為替ヘッジを付けたタイプで、足元の円安のメリットを享受できていないことや、分配金の引き下げなどが影響したとみられる。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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