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21年上期の投信運用、エネルギー関連が好調

2021年上期の世界の株式相場は緩やかな上昇基調となっている。投資信託の運用成績もコロナショックで落ち込んだ前年同期とは打って変わって、プラスのリターンを確保するファンドが目立つ。6月18日時点の年初来リターンについて調べてみた。

年初来リターンは約9割がプラスに

まず国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)の今年前半(6月18日まで)の運用成績を見てみると、全体の約9割がプラスのリターンとなった(図1)。リターン別の内訳で最も多かったのはプラス10~20%未満(27.2%)、次がプラス5~10%未満(25.8%)だった。マイナスは1割程度にとどまった。

上位10本中7本がMLP関連

次に個別ファンド(ETF、DC・SMA・ラップ専用、ブルベア型などを除く)の年初来リターンを比べる。最も好成績を上げたのは、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Neo バーチャルリアリティ」のプラス79.7%だった(図2)。

上位10本のうち7本は、MLP(エネルギー関連の共同投資事業)などを投資対象とするファンドが占めた。また5位に「UBS原油先物ファンド」、10位に「シェール関連株オープン」と、米国の資源に関わるファンドが入った。

トルコ関連が振るわず、金関連も下落

一方、運用成績が最も振るわなかったのは「トルコ債券オープン(毎月決算型)為替アクティブヘッジ」で、年初来リターン(分配金再投資ベース)はマイナス16.3%(図3)。下位の2位、6位も同じくトルコ関連投信だった。

また金関連投信も下位に3本入った。米国の利上げ前倒しが意識され、金利上昇時に売られやすい金の価格下落が響いた。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)

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