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日経平均3日ぶり反落、終値250円安 訪日関連には買い

(更新)

20日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日に比べ250円42銭(0.92%)安の2万7006円96銭で終えた。米長期金利が2008年7月以来となる4.1%台まで上昇した。米金利上昇を嫌気し、19日の米株式相場が下げたのを受け、短期筋による株価指数先物への売りが膨らんだ。午後に入ると、中国の新型コロナウイルス感染対策の規制緩和の観測から、下げ幅を縮小した。

日本時間20日の取引で、主要なハイテク株で構成する米ナスダック100株価指数の先物「Eミニ・ナスダック100」の下落率が1%を超える場面があった。米ハイテク株安への警戒が強く、香港や台湾など主要なアジアの株価指数が下落したのも投資家心理の悪化につながった。日経平均の下げ幅は一時、380円を超えた。

午後に入り、下げ幅を縮小した。一部メディアが「中国が新型コロナ感染対策のための入国者に対する隔離期間の短縮を議論している」と報じた。中国の水際対策緩和による需要増の思惑から、JAL高島屋などのインバウンド(訪日外国人)関連に買いが集まった。

外国為替市場で円相場が1ドル=150円に迫る円安・ドル高が進んでいるが、トヨタホンダなど自動車株は高安まちまちの動きだった。

東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落し、前日比9.65ポイント(0.51%)安の1895.41で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆5453億円、売買高は10億4453万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1250、値上がり銘柄数は497、変わらず銘柄数は90だった。

ファストリ東エレク京セラが安い。一方、NTTデータKDDIブリヂストンは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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