日経平均小反落、終値8円安の2万7685円 - 日本経済新聞
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日経平均小反落、終値8円安の2万7685円

(更新)

7日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに小反落し、前日比8円18銭(0・03%)安の2万7685円47銭で終えた。外国為替市場での円安進行を背景に買いが先行したが、次第に利益確定売りなどに押された。上げ幅は一時100円を超えたが、国内企業業績への警戒感も拭えないなかで買いは続かなかった。

午前は外国為替市場で円相場が1ドル=132円台半ばまで下落し、輸出採算の改善を期待して電気機器や機械といった輸出関連株の一角に買いが入った。前日の米長期金利の上昇を背景にした金融関連株への買いも相場を支えた。

しかし上値は重く、日経平均は午後には下げに転じた。最近の上昇で昨年12月半ば以来の水準まで上昇しており、利益確定や戻り待ちの売りが次第に優勢となった。前日に今期業績を下方修正したJFEが急落してほかの鉄鋼株にも売りが波及するなど、主力銘柄の業績への警戒も投資家心理の重荷になった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、終値は前日比4・18ポイント(0・21%)高の1983・40で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆6424億円。売買高は11億2651万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は827、値上がりは901、変わらずは108だった。

住友不大林組が下落した。富士通カシオも下げた。半面、ヤマトHDが大幅高。三菱UFJやみずほFG、T&Dも上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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