日本株に「第3の敗戦」の影 世界不況で売り加速か
NQN編集委員 永井洋一
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多くの政治家や企業、国民の増税反対の大合唱をみていると日銀の異次元緩和の弊害を痛感せざるを得ない。安い金利に慢心した財政規律の軽視だ。今年の市場の流行語「安い日本」は言葉を変えれば、第2次世界大戦とバブル崩壊に続く「第3の敗戦」といえるのではないか。本来、金利が上昇して国家の危機を知らせるはずの債券市場は沈黙し、代わりに株式市場に影が伸びている。
16日の日経平均株価の下げ幅は500円を超えた。...
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