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昨年の売れ筋投信、年初来リターンが軒並みマイナス

投信ランキング

世界の株式相場が調整局面に入り、多くの投資信託の運用成績が悪化している。昨年1年間によく売れたファンドも例外ではない。2021年の年間資金流入額が多かった上位20本の国内公募追加型株式投信(ETF、ラップ専用、限定追加型を除く)を対象に、22年の年初来リターン(分配金再投資ベース)を3月18日時点で比べてみた。

年初来リターンは20本すべてがマイナスになった(図表)。マイナス幅が最も大きかったのは、大和アセットマネジメントの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」でマイナス28.6%。ナスダック100株価指数の2倍の値動きをめざす商品で、上昇相場で高いリターンを狙えるレバレッジ型のファンドだ。20年、21年と好成績が続き人気を集めたが、22年は年初からの値崩れで資金流入ペースがやや鈍っている。

今年に入って資金流出に転じたファンドもある。年初来リターンで下位から6番目の「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」は、年初から3月18日までの資金流出額が推計で307億円にのぼる。アセットマネジメントOneが運用を始めた20年7月には、歴代2位の当初設定額(3830億円)を集めて話題になったファンドだ。21年は年間で9.6%値上がりしたものの、今年は3カ月足らずで14.6%下落している。

20本中最も健闘しているのが「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)<愛称:テンバガー・ハンター>」で、年初からほとんど値下がりしていない。世界の株式のうち成長が期待できる銘柄に割安な株価で投資することをめざすファンドで、20年3月に運用を始めてから2年ほどで基準価格が2倍以上になった。今年も順調な資金流入が続いている。

(QUICK資産運用研究所 西田玲子)

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