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3カ月リターン、ピクテ「グロイン」が好調

投信ランキング

長期化するロシアのウクライナ侵攻や米国の金融引き締めによる景気減速懸念等により、ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が年初来安値の更新を続けるなど、世界的に株式相場は軟調な展開が続いている。このような状況を受け、パフォーマンスが悪化するファンドも増えている。国内公募の追加型株式投信(上場投資信託=ETF、DC・SMA・ラップ専用などを除く)のうち、純資産総額(残高)上位10位までのアクティブ型(積極運用型)ファンドについて4月末時点までの3カ月累積リターンをランキングし、その動向を探った。

首位は「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」の19.33%。主に世界の高配当利回りの公益株に投資する。相場全体が不透明感を強める中、財務体質が健全で高い配当が期待できる公益株が物色され、パフォーマンスを押し上げた。残高上位10ファンドのうち、株式を主な投資対象にする5ファンドの中では唯一のプラスリターンだった。

その他の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界(ESG)>」「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」、は米国のIT(情報技術)関連株式の組み入れ比率が高く、年初来でみても軒並みマイナスリターンとなっている。

2位から4位は米国のREIT(不動産投資信託)に投資するファンドで、4位までがプラスリターンを維持した。地政学リスクやインフレ懸念で先行き不安がくすぶる足元のような相場では、インカムゲインを重視するファンドのパフォーマンスが好調のようだ。

また、バランス型の「投資のソムリエ」と「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)<愛称:円奏会>」は2本ともマイナスリターン。「投資のソムリエ」はコロナショック後の相場をアロケーション(資産配分)の駆使などで乗り切ったが、今年は一転して苦戦を強いられている。

(QUICK資産運用研究所 小山乃正)

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