世界株下落のなか、先進国株式型に資金が集まる - 日本経済新聞
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世界株下落のなか、先進国株式型に資金が集まる

投信ランキング

1月の世界の株式相場は米国を中心に大きく下落したが、海外株式型ファンドへの資金流入は昨年から高水準で続いている。投信市場全体では1月の1カ月間に約9000億円の資金流入があったが、その約半分が海外株式型ファンドで、なかでも先進国株式型に約3500億円が流入した。国内公募の追加型投資信託(上場投資信託=ETF、ラップ・SMA・DC専用などを除く)を資金流入額の多い順でランキングすると、やはり先進国株式型ファンドの人気は高く、上位10本中6本を占めた。そのうち5本が主に米国株式を投資対象とするファンドだった。

ランキング1位は「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」で、資金流入額は1251億円。設定額が1460億円と、解約額の208億円を大きく上回り、資金流入額が唯一1000億円を超えた。大手証券各社で販売され、継続的に資金流入のあるファンドで、直近の半年間で5回、月間首位となった。また、ランキング5位には同ファンドの「Bコース(為替ヘッジなし)」が入っており、本シリーズの人気の高さがうかがえる。

ランキング2位は三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」で、資金流入額は597億円。米S&P500種株価指数などに連動する信託報酬の低いインデックス型(指数連動型)ファンドへの資金流入が続いており、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド<愛称:SBI・V・S&P500>」が7位に、「楽天・全米株式インデックス・ファンド<愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)>」が8位にランクインした。米国株式を投資対象とする5本のファンドの資金流入額合計は2621億円にのぼり、先進国株式型への資金流入額全体の7割以上を占める結果となった。

その他には、2021年12月22日に新規設定され、当初設定額1184億円を含む1398億円(21年12月実績)の資金を集めたアセットマネジメントOneの「ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド」が447億円の資金流入で3位となった。

(QUICK資産運用研究所 木下敏秀)

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