/

日経平均小反発、終値27円高 FOMC控え様子見

(更新)

15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前日比27円08銭(0.10%)高の2万8459円72銭で終えた。米国株などと比べた際の割安感は根強く、安値圏では主力銘柄の一角に押し目買いが入った。もっとも、日本時間16日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えており、投資家の様子見姿勢が強く持ち高を一方向に傾ける動きは限られた。

日本株は米国株などと比べ、PER(株価収益率)など投資指標面での割安感が依然として強く、安値圏では幅広い銘柄に値ごろ感に着目した買いが入りやすかった。日経平均が2万8500円を割り込むと押し目買いが入りやすいとの声も聞かれた。米議会上院は14日、連邦政府債務の法定上限を2.5兆ドル(約280兆円)引き上げる法案を可決。下院でも可決されたと伝わった。米国債のデフォルトが回避される見通しとなったことも支えだった。

もっとも、日経平均の上値は限定的だった。前日の米株式市場でハイテク株比率の高い米ナスダック総合株価指数が下落した流れを受け、東エレクアドテストなどの半導体関連銘柄に売りが出た。午前に発表された中国の11月の小売売上高は前年同月比3.9%増と、市場予想を下回ったことも重荷だった。

日本時間16日未明にFOMCの結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控える。内容次第では株式相場の方向感に影響を与えるとの見方も多く、後場にかけて投資家の様子見姿勢が強まった。日経平均株価の高値から安値を引いた値幅は、後場については77円程度にとどまった。

JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、前日比10.29ポイント(0.52%)高の1984.10で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆3117億円。売買高は9億9023万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1317と、全体の約6割を占めた。値下がりは750、変わらずは116だった。

電気自動車(EV)の世界販売台数を2030年に350万台とする目標を14日に発表したトヨタは3.6%高。リクルートソフトバンクグループも買われた。一方、ファストリは下落。ダイキンとKDDIの売りも目立った。

きょう東証1部に新規上場したネットプロは公開価格(1450円)を下回る1378円で初値を付け、一時制限値幅の下限(ストップ安水準)となる1078円まで下げた。その後は値を戻し、終値は1390円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン