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日経平均続落、終値34円安の2万7385円

(更新)

24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、大引けは前日比34円36銭(0・13%)安の2万7385円25銭だった。外国為替市場での円高・ドル安傾向を受けた、海外短期筋などの散発的な売りが重荷となった。午前に下げ幅は一時160円を超えたが、その後は見直し買いや配当取り狙いの買いが入り、次第に下げ幅を縮めた。

24日の外国為替市場で円相場が1ドル=130円近辺まで上昇するなど円高が進行し、採算改善期待の後退から輸出関連株の一角が売りに押された。自動車株や鉄鋼株などの値動きがさえなかったほか、欧米の信用不安を背景とした金融関連株の下落も目立った。

売り一巡後は下げ渋った。前日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継いだ、値がさの半導体関連株の一角への買いが指数を下支えした。週末を控えた売り方の買い戻しも入った。

期末を控えた配当取り狙いの買いもみられ、市場では「個人投資家だけでなく、債券の投資環境が厳しいなかで地方金融機関も高配当利回り銘柄の物色を活発化している」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。上昇に転じる場面もあったが、終値は前日比2・00ポイント(0・10%)安の1955・32だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆5249億円。売買高は10億1922万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は881、値上がりは850、変わらずは105だった。

りそなHDやT&Dが下落した。三井不大成建も売られた。日立造やDOWAも安い。半面、東エレクスクリンが上げた。郵船川崎汽も高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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