国民、都民フと参院選で相互推薦 両党代表が会見

国民民主党の玉木雄一郎代表と地域政党「都民ファーストの会」を母体とする「ファーストの会」の荒木千陽代表は1日、国会内で記者会見した。夏の参院選を巡り、候補者の相互推薦と合同での選挙対策本部の設置で合意したと説明した。
国民は東京選挙区で立候補を予定する荒木氏を推薦し、ファーストの会は国民が比例代表に擁立する民間産業別労働組合の組織内候補4人を推す。
両党の相互推薦は初めて。玉木氏は会見で「相互補完関係が働く」と述べた。「都民フの『東京大改革』を『日本大改革』につなげていく第一歩としたい」と語った。
両党は昨年末から合同で勉強会を開き、今年2月には参院選に向けた共通政策を発表した。一時は合流も検討したが、見送った。