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鉱工業生産3カ月ぶり低下、12月1.0% 部品調達難で

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経済産業省が31日発表した2021年12月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は96.5となり、前月比1.0%下がった。低下は3カ月ぶり。汎用・業務用機械工業や生産用機械工業が下がった。1月以降は新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の拡大が生産を下振れさせる可能性がある。

全15業種のうち10業種が低下した。汎用・業務用機械工業は水管ボイラや汎用内燃機関などの減産で4.9%下がった。産業用機械に使うガソリンエンジンなどの汎用内燃機関は「アジアからの部材調達の停滞や物流の逼迫の影響が出た」(経産省の担当者)という。

半導体製造装置やプラスチック加工機械が減産した生産用機械工業は3.2%低下した。自動車工業を除く輸送機械工業も13.0%低下した。

自動車工業は駆動伝導・操縦装置部品や小型乗用車の増産で1.5%上昇した。経産省は生産の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。

21年1年間の鉱工業生産指数は前年比5.8%高い95.9となった。比較可能な14年以降で最大の上昇率となった。ただ、新型コロナの感染拡大前の19年の水準(101.1)は遠い。

主要企業の生産計画から算出する生産予測指数は1月が5.2%、2月は2.2%の上昇を見込む。自動車などの輸送機械工業は1月に3.3%、2月は5.7%の上昇を予測する。調査は1月10日時点のため、その後の感染急拡大による自動車各社の国内工場の稼働停止などは織り込んでいない。

経産省の担当者は「国内の急速な感染拡大で自社や取引先の工場に影響が出ている。生産の下振れのリスクが強まっている」と述べた。

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