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鉱工業生産、7月1.0%上昇 基調判断は据え置き

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経済産業省が31日発表した7月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は97.1となり、前月比1.0%上がった。上昇は2カ月連続。自動車工業や汎用・業務用機械工業、生産用機械工業などが上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた中国・上海市での都市封鎖(ロックダウン)が6月に解除され、生産の回復が続いた。

QUICKが事前にまとめた民間エコノミスト予測の中心値は前月比0.5%のマイナスだった。6月は中国のロックダウン解除を受け、9.2%の大幅な上昇だった。「生産は一進一退」との基調判断を据え置いた。

全15業種のうち6業種が上昇した。伸びが最も大きかったのは自動車工業で12.0%のプラスだった。中国のロックダウン解除を受けて部品などの供給網の混乱が和らいだ影響が続いた。汎用・業務用機械工業は8.6%、生産用機械工業は5.9%伸びた。

低下は8業種で、電子部品・デバイス工業が9.2%下がった。モス型半導体集積回路(メモリ)の需要が国内外で減少した。無機・有機化学工業・医薬品を除く化学工業は4.9%、鉄鋼・非鉄金属工業は1.6%のマイナスだった。パルプ・紙・紙加工品工業は横ばいだった。

主要企業の生産計画から算出する生産予測指数は8月に5.5%の上昇を見込む。生産用機械工業や化学工業、電気・情報通信機械工業は伸びるが、電子部品・デバイス工業は減少する。9月の生産予測指数は全体で0.8%のプラスになる見通しだ。

新型コロナの再拡大のリスクや物価上昇、米欧の利上げに伴う世界経済の減速懸念など、先行きには不透明感もある。

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