自民党、和歌山知事選で岸本周平氏推薦へ 国民民主出身
自民党は30日、任期満了に伴う和歌山県知事選(11月10日告示、同27日投開票)について、無所属で立候補予定の元衆院議員岸本周平氏を推薦する方針を決めた。茂木敏充幹事長が党本部で記者団に明らかにした。「丁寧な協議の結果、一つになって岸本氏を推すことが決定した」と述べた。岸本氏は国民民主党出身で、7月に離党した。
茂木氏は森山裕選対委員長、和歌山県連会長の二階俊博元幹事長、会長代行の世耕弘成参院幹事長らと対応を協議した。
和歌山県知事選を巡っては、県連内で青森県総務部長小谷知也氏の擁立を巡り見解が分かれ、調整が続いていた。〔共同〕