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南シナ海、ミャンマー議論 外相 ASEAN関連会合に出席へ 

茂木敏充外相は30日の記者会見で、8月3~6日にオンラインで開く東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議に出席すると表明した。中国が権益拡大を進める南シナ海問題やミャンマー情勢、新型コロナウイルスへの対応などを巡って議論する。

茂木氏は「ASEANは(日本が掲げる)『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて要となる地域だ。具体的な協力について突っ込んだ議論をしたい」と述べた。

3日に日ASEAN外相会議とASEANプラス3(日中韓)外相会議を催す。4日にはASEANや日中韓のほか、米国、ロシア、インドなどが加わる東アジア首脳会議(EAS)参加国の外相会議がある。

6日には日本とタイやベトナム、ミャンマーなどメコン川流域5カ国の外相会議を予定する。

ミャンマー国軍が指名した選挙管理委員会は26日、2020年11月の総選挙を無効にすると発表した。この選挙では民主化指導者アウン・サン・スー・チー氏の率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した。

茂木氏は30日の会見で「日本が求めてきた民主的な政治体制に逆行するもので好ましくない」と批判した。ASEANをまじえた一連の会合では各国外相がミャンマーの国軍側と民主派の対話を促す方策を話し合うとみられる。

北朝鮮や欧州連合(EU)なども加わるASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議も8月6日に開催する見通しだ。北朝鮮の核・ミサイル開発についても意見交換する可能性がある。

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