公明・山口代表、円安阻止の利上げに慎重 「経済沈む」

公明党の山口那津男代表は30日、神戸市内で街頭演説し、円安を阻止するための金利の引き上げに慎重な考えを示した。利息の高いドルに資金が流れて円安が起きていると説明し「米国にあわせて金利を動かせば経済が沈んでしまう」と語った。
「この苦しい中で新型コロナウイルスを早く乗り越える。経済活動を思い切ってやれるようにしていかなければならない」と強調した。
山口氏は夏の参院選に関して「公明党と自民党の連立政権しかない。安定的な政治基盤を確保し(経済)対策をやり抜いていきたい」と主張した。