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サル痘患者に天然痘薬、国内で投与可能に 厚労省

(更新)

欧米を中心に感染報告が相次ぐサル痘をめぐり、治療効果が期待される天然痘の薬の利用が国内でも可能になった。厚生労働省が支援し、国立国際医療研究センター病院が特定臨床研究の枠組みでサル痘患者に投与する。欧米で承認されている米製薬会社の飲み薬「テコビリマット」を少なくとも50人に投与できる体制を整えたという。

厚労省が29日の専門部会で報告した。サル痘は50カ国・地域で3400人以上の感染者が見つかっている。国内での感染確認はないが、今後の発生に備える。

投与対象は体重が13キログラム以上の男女で、投与が終わるまでの14日間は入院措置に同意する必要などがある。薬は日本では未承認で、当面は研究用として特別に投与できるようにした。

同病院ではサル痘患者に接触した人に対する天然痘ワクチンの投与もできる。厚労省は患者の発生を素早く把握できるように監視体制を強めており、検査拠点を東京都内の国立感染症研究所から各地の地方衛生研究所に広げている。

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サル痘

<サル痘とは> サル痘は天然痘ウイルスに似た「サル痘ウイルス」に感染して起こります。世界保健機関(WHO)や国立感染症研究所などによると、サル痘の患者では特徴的な発疹のほか、発熱、頭痛、リンパ節の腫れといった症状が出ます。サル痘という名前は、1958年に実験施設のサルで初めて確認されたことに由来します。

<WHOが緊急事態宣言、国内でも初の感染確認> WHOが2022年7月23日、世界的な感染急拡大を受け、20年1月の新型コロナウイルス以来となる「緊急事態宣言」を出しました。サル痘の最新ニュースや解説をまとめました。

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