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濃厚接触者の待機、首相「7日間に」 社会活動を維持

(更新)

岸田文雄首相は28日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者について自宅などでの待機期間を現在の10日間から原則7日間に短縮すると発表した。オミクロン型の急拡大で濃厚接触者が増えるなか、職場復帰を早めて社会活動の維持をめざす。

保育士らエッセンシャルワーカーは2回の検査で陰性が確認できれば「5日目」に待機を解除する。無症状の感染者の療養期間も、検体採取日から10日間だったのを7日間に改めた。いずれも28日付で適用した。

水際対策で帰国者に求めている10日間の待機期間も原則7日に短縮。濃厚接触者への対応に合わせた。南アフリカなど一部の国・地域については、国指定の施設での10日間の待機を求めてきたが、6日間に短縮する。

重症化リスクが低い一方で感染力が強いとされるオミクロン型の感染が急拡大するなか、待機期間の見直しは大きな焦点だった。濃厚接触者が長く出勤できず、運輸や金融といった民間だけでなく、行政機関も含めた社会経済活動の停滞がすでに顕在化しつつある。

待機は当初14日間だったが、オミクロン型対応で1月中旬に10日間に短縮。さらに短縮することになる。海外ではワクチン接種を条件に待機を免除するなどより柔軟な対応をみせる国もある。日本は7日間への短縮に踏み切るものの、なおスピードに欠けるとの見方は政府内にもある。

保育士ら社会機能を支えるエッセンシャルワーカーは現在も検査と組み合わせて最短6日目で復帰できる仕組みがあったが、さらに短縮する。ただ抗原検査キットが不足しており、対応が停滞する懸念もある。

新型コロナウイルスの新規感染者は28日、全国で8万1000人を超えた。2週間前の3.7倍の水準となり、4日連続で過去最多を更新した。東京都で新たに1万7631人確認されたほか、大阪府でも1万13人に上った。神奈川県は過去最多の6469人の感染が明らかになった。

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